クッションフロアを利用したリフォームをするなら模様やコントラストの影響を考慮しよう
室内をプチリフォームする際に、ホームセンターで需要が増えているのがクッションフロアです。このクッションフロアは、塩化ビニールを使用し、木材や石材などの模様が描かれているブロック板であり、ジグソーパズルのように部屋の大きさに合わせて板をつなぎ合わせることで室内の雰囲気を変えてくれます。
そのほかにも、塩化ビニールは水分や油を通さない性質があるため、ジュースやソースが落ちてもふき取るだけで簡単に掃除ができるというメリットがあります。簡単に取り外すことも可能なので、ウイルス対策込みで清潔さを維持しやすいのもメリットです。
室内の雰囲気を変えるのに役立つクッションフロアですが、実際にリフォームで活用する際は、注意点があります。クッションフロアは成形しやすい塩化ビニールで作られていますが、この塩化ビニールの弱点として、光を反射する性質があることです。
そのため、クッションフロアを設置する場所が明るすぎると、光の反射によって違和感のある光沢が出てしまい、模様によってはギラギラとして見え、部屋の景観を悪くしてしまう恐れがあります。
基本的にクッションフロアを利用する場合には、使用するポイントを決めたうえで設置することが大事です。水分を通さない性質があるので、トイレや洗面台などの水回りで利用したり、自宅でペットを飼っているのであれば、糞尿の汚れ対策や爪や牙による傷防止対策のために設置することが多いでしょう。
そのほかには強い弾力性があるので、足元がおぼつかない子供やお年寄りのいる部屋に設置するとけが防止につながります。
クッションフロアを光の影響が強く出てしまうリビングなどで使いたいときには、少し値は張りますが光沢を抑える処理を施したタイプが販売されているので、利用する方法もあります。
事前にリフォームした時の影響を確認したいときには、貼り付けたいクッションフロアを一枚だけ購入し、実際にサンプルとして室内で利用してみることが大事です。