二人暮らしのリフォームで何を意識するのか
今まで一人で暮らしていた家を、二人暮らし向けにリフォームしたいということもあるでしょう。では二人暮らし向けにリフォームをする場合、どのような点を意識したらいいのでしょうか。
リフォーム術を考えるうえでポイントになるのが、現状の問題と理想を比較するという点です。同じように二人暮らし向けのリフォームをするとしても、物件の状態が異なれば変える必要がある点は異なります。
そのため今の状況を整理したうえで、二人で暮らすうえでどのような設備や間取りが必要になるのか検討していくことが大切です。
実際に二人暮らしを考えるといっても、寝室を分ける場合と一緒の部屋で寝る場合があります。一緒の部屋で寝る場合だと、今まで使っていた寝室が狭く感じるかもしれません。
そこで間取りの変更が可能な物件なら、寝室を広くするリフォームを実施して過ごしやすい空間を作っていくことが大切です。
さらにリフォーム術を考えるうえでは、収納空間のチェックも必要です。一人から二人暮らしになると、荷物の量が増えます。今まで収納空間に困っていなくても、二人に増えることで収納空間が狭く感じるかもしれません。そこでリフォームにおいて、収納スペースを増やすことも可能です。
また間取りの中に収納空間を増やすのではなく、自分たちでリフォームのための家具を作るという選択肢もあります。
DIYで好きな収納家具を作ることで、好みのデザインの家具を部屋の中に設置し、収納スペースを増やすことにつながります。
ほかにも二人暮らしのリフォームで大切なポイントが、よく使う人の意見を多く取り入れることです。二人暮らしは家事を平等に分担することもあれば、料理と掃除はそれぞれ別の人が担当することもあります。
特に担当者が決まっている場合は、メインで使う人の意見を取り入れてリフォームすることで、満足度の高い空間作りにつながります。これから二人で暮らす家だからこそ、双方が過ごしやすいようにリフォームを考えていくことが大切です。